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教育委員会委員長からのメッセージ

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看護現任教育委員会委員長
K.M(師長)

宮川病院看護部は、専門職としての誇りと品性を備え、責任ある行動をとり、かつ地域に信頼される人づくりを目指しています。
全看護職員を対象に、キャリアラダーシステムを導入し、ラダーと連携した段階別教育プログラムに沿った人材育成に取り組んでいます。
新人看護職員の育成においては、安全な看護技術と専門知識の習得・アセスメント能力の向上を図るため演習を多く取り入れ、体感し「感じて、気付く」ことで看護師としての感性を磨き、看護実践につなげられるよう1年をかけてじっくりと関わっています。
また、中途採用者についてもメンター(相談者)を付け、安心して宮川病院の一員になれるようフォローしています。
「共に学び、共に成長する共育」をモットーに、スタッフ全員で育てる体制をとり、新人看護師はもちろんのこと、全ての看護職員が、自己の成長を感じることができるよう一人ひとりの個性や能力に合わせた指導・支援を行っています。

看護部人材育成

education-021.教育理念

宮川病院看護職員としての品性を備え、責任ある行動をとり、かつ地域に信頼される人材を育成する。

2. 教育方針

  1. 変化する社会と看護職のニーズに対応した教育プログラムを提供し、看護実践能力の向上を図る。
  2. 全ての人の尊厳と人権を尊重できる倫理性を養い、豊かな人間性・社会性を備えた看護師を育成する。
  3. 看護部の目標を踏まえ、各個人が自己の成長に主体的に取り組むことができるよう支援する。

3.教育目的

看護部の理念に基づき、専門職業人として豊かな感性と倫理観を備え、信頼される質の高い看護を提供できる自律した看護師を育成する。

4. 教育目標

  1. 患者個々のニーズを的確にとらえ、やさしさと思いやりの調和した看護が提供できる看護師を育成する。
  2. 看護倫理に基づく質の高い臨床実践能力を発揮できる看護師を育成する。
  3. チーム医療における自己の役割を自覚し行動できる看護師を育成する。
  4. 専門職業人としてキャリアアップを目指し成長できる看護師を育成する。

5. 教育体系

1)新人教育
職業人としての第一歩を踏み出した新人看護職員が、臨床実践能力を確実なものとするとともに、看護職員としての社会的責任や基本的態度を修得するための教育

 

2)中途採用者教育
中途採用者育成計画に基づき、3か月のフォローアップ面接を実施。部署責任者と面談を行いながら、共に行動計画立てている。レディネスによりメンターの有無を決定し、無理がないよう受け持ち数、夜勤独り立ち等の調整を行っている。

3)ジェネラリスト教育
特定の専門あるいは看護分野にかかわらず、どのような対象者に対しても経験と教育研鑽を基盤に、その場に応じた知識・技術・能力を発揮するための教育
ジェネラリストの教育を促進するため、看護実践能力の段階別(レベル1~Ⅳ)に教育計画する。

4)スペシャリスト教育
特定の看護分野で卓越した実践能力を有し、継続的な研鑽を重ね、期待される役割に専門性を発揮し成果を出すことを目的とした教育。
日本看護協会認定の「専門看護師」、「認定看護師」「特定看護師」の教育がこれに該当する。

5)看護管理者教育
看護管理者としての質の高い組織的看護サービスを提供するために、広い視野から看護をとらえ、看護のビジョンを明示し、組織的に看護サービスの変化を推進できる能力を養うための教育。
日本看護協会認定看護管理者教育課程もこれに含む。

6. 現任教育

1)院内教育
①職場外教育
・教育委員会主催:新人教育(新人看護師指導要綱参照)・キャリアラダー別教育研修・倫理研修、フィジカルアセスメント研修、入退院支援研修、看護研究等
・訪問看護ステーション研修(同法人での研修)
・看護部委員会主催:看護部安全委員会・看護部感染対策委員会等
・院内委員会主催:安全管理委員会・感染対策委員会・褥瘡委員会・災害対策委員会等

②職場内教育
・看護単位における専門分野の知識・技術の向上に関する研修

2)院外教育
①看護協会主催:日本看護協会・神奈川県看護協会・川崎市看護協会

②その他各種外部研修

③学会への参加・発表

④専門分野資格取得研修:認定看護師教育課程

3)看護研究・事例研究の支援活動

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①事例研究
・2年目看護師が、自己の看護を振り返り事例研究として発表できるよう支援している。

②看護研究
・看護実践・看護業務の中で日ごろから気になっている事象を研究的視点で分析・考察し、発表できるよう支援・助言を行っている。
・川崎市看護協会および学会等で発表できるよう支援している。

4)その他
①オンライン学習
・オンラインツール「ナーシング・スキルライト」を導入
・全職員にID・パスワードが付与され個人のスマートフォンやパソコンでも動画講義やエビデンスに基づいた看護手順・看護技術動画の学習・確認ができます。

7.インターンシップ

看護学生を対象に、インターンシップ(就業体験)を実施しています。看護現場に実際に入り、看護師の業務や職場の雰囲気を身近に感じることで。就職に向けての心準備や看護師として働く心構えができる良い機会となります。

1)実施期間
毎年7~8月に開催

2)対象者
看護学生又は看護師養成機関卒業生

キャリアラダー

1. キャリアラダー活用の目的

看護職は、人々の生涯にわたり健康な生活の実現に貢献することを使命としています。この看護職の使命は時代や社会が変わろうと普遍的なものです。
一方で、看護職の活躍のあり方や方法は、看護の対象となる人々や社会の変化に応じて変化させ、創造していく必要があります。これからの時代に対応し、看護師として成長していくための「道しるべ」として宮川病院キャリアラダーを有効に活用しています。

2. キャリアラダー運用フロー

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3. キャリアラダー概念図

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新人研修の模様

宮川病院 看護部 新人研修の模様です。主に体験学習をおこなっています。

オリエンテーション

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リフレッシュ研修

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採血・静脈注射研修

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フィジカル研修

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BLS研修

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BLS研修について

education-14当院では、心肺停止及び呼吸停止(窒息)患者の救命率を上げる知識・技術の習得を目的としたBLS(Basik Life Support 一次救命処置)研修、また、系統的なアプローチに基づいた急変患者への適切な対処やチーム蘇生の方法の習得の実践を目的としたACLS(Advanced Cardiovascular Life Support 二次救命処置)研修を、年間を通し、全職員対象に実施しています。 education-15いつ、どのような場面でも、患者さんの状態を客観的に判断し、全職員チームとして命に関わっていくことを大切に実践しています。研修で学んだことを、各部署で共有し、急変時の実践につなげています。